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幼いときからそうなのですが、昔のこと、過去のことを思い出すと楽しい思い出であっても、無性に悲しくなり、涙が止まらなくなります。
特に父親の若いときの写真をみたり、思い出したりすると必ず泣きます。
父親が嫌いとか憎いとかは思っていません。
物心がついたぐらいの幼いときですが、アルバムの写真の中のさらに幼い自分が父親に抱っこされている写真を見ては、泣いていたことを今でも覚えています。
その当時も父親に可愛がってもらっていたし、冷たくされたようなことは全くありません。むしろ溺愛されていました。なのに、いつも父親のことを思うと、号泣してしまいます。

自分も親になり、今日何気なく自分が子供の頃、車でよく聴いていた歌を自分の子に歌っていたのですが、その歌が引き金となり当時の車中で父親が車を運転している後ろ姿、車内ではしゃぐ自分や兄弟たちがパッと脳内に蘇り、涙が止まらなくなりした。
楽しかったなあ、懐かしいなあ、というプラスの思い出のはずが、時間が経ってしまったなあ、もう戻らないというマイナスなものに飲み込まれ、しまいには今ある幸せもいずれはなくなるものなんだなあと憂いてさらに悲しくなってしまいます。
こういった心理状況、思考回路はよくあるものなのでしょうか?異常なまでに涙が出る(号泣)ので、少し自分でも心配してしまいます。
旦那に説明しても全くそんな感情はないようで、理解もしてもらえず、自分が異常なのか気になります。
相談者:よーよー さん その他 2020 11/9

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「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理あり おごれる者も久しからず ただ春の夢のごとし」

人生は絶えざる変化であり、悲しいかな同じところにとどまることはできません。もろもろの出来事や現象は、常ではないのです。流れてゆきます。人間を含め、あらゆる生あるものは、変化し、年をとり衰え、やがて死んでいきます。その無常のはかなさに、涙を流すのはあなただけではありません。

そこに、詩が生まれ、文学が生まれ、哲学や宗教さえも生まれたといってよいでしょう。あなたの涙は、人間の自然の情なのです。

哀愁や郷愁は悲哀感をもたらし、それを回想する人に涙をもたらします。
あなたは異常ではありません。過ぎ去ったか過去へのとらわれが、一時的に人一倍強くなっているだけだと思います。

二度と戻らない過去であるからこそ、今を大事に生きるしかありません。今を誠実に精一杯生きることで過去への執着は薄れ、悲哀も影を潜めるでしょう。
回答者: さん 2020 11/13
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