S&P心理臨床オフィスと申します。
当方は心理カウンセラーであり、医師のみに許された病気の診断をすることはできません。
従いまして、心理カウンセラーの職域の中で許される範囲で診立てとして、
以下に解説・説明をさせていただきたいと思います。
いわゆる”大人の発達障害”という言葉を最近よく耳にされることが多いかと思います。
「メリダさん」が想定されているアスペルガー症候群やAD/HDはどちらも発達障害に該当するものです。
ただし”大人の発達障害”とは「大人になってから発達障害を発症する」というものではありません。
アスペルガー症候群やAD/HDとは、遺伝的な要因が強く、生まれた時(子どもの頃)から、
その症状が見られるものです。従いまして、もし発達障害なのであれば、
子どもの頃から、程度の差はあれ、その萌芽(何らかの問題)が確認されているはずです。
これは、ご自身では気づいていない場合もありますが、ご両親や学校の先生、友人・知人などから、
何らかの指摘や気づきを得ている可能性は高いです。
「数年前から自分の欠点について悩んでいて」とありますが、
前述の通り、発達障害の場合「数年前」に突然、発症するということはありません。
市の健康相談の担当者の方も、そういったことを加味してお話をされたのではないかと思います。
病院で診断を受けるということは「診断書を手に入れる」ということが主な目的となる場合があります。
診断書の発行により、会社の休職手続きや手帳の申請などの各種社会保障システムが利用可能となります。
(逆に言えば、診断書がなければ社会保障システムが利用できないことが多いです)
診断を受けても、受けなくても、
悩みや問題を改善・解決したいということが目的なのであれば、
来院するのは病院ではなくてもよいかもしれません。
まずは、ご自身の状況をより明確化し、整理整頓するために、
専門家(医師ではなくてもよい)にご相談をされるのが良いかと思います。
当オフィスでは、何よりも科学的根拠を重視した対応をさせていただいておりますので、
もし、ご関心がありましたら、下記までお気軽にお問合せください。
(長文、失礼いたしました)
E-mail: info@sp-clinical-psy-office.com
TEL: 080-8852-4272
URL:
http://sp-clinical-psy-office.com/
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